AFCアジアカップの賞金は?歴代優勝チームや新星・注目選手を紹介

AFCアジアカップの賞金は?歴代優勝チームや新星・注目選手を紹介

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AFCアジアカップは、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、ナショナルチームによる大陸選手権大会です。 この記事では、AFCアジアカップの賞金額や大会概要、歴代の優勝チーム、そして未来のアジアを担う注目の若手選手まで詳しく解説します。

目次

AFCアジアカップの賞金は?

AFCアジアカップでは、大会の成績に応じて各チームに賞金が分配されます。

2019年大会から初めて賞金が導入され、2023年大会の賞金総額は1480万ドル(約21億4600万円)となっています。具体的な内訳は以下の通りです。

成績賞金(ドル)賞金(日本円換算)
優勝500万ドル約7億2500万円
準優勝300万ドル約4億3500万円
ベスト4100万ドル約1億4500万円
全出場国20万ドル約2900万円

※1ドル=145円で換算

AFCアジアカップ2023(カタール大会)の概要

AFCアジアカップ2023は、カタールで開催されました。 夏の猛暑を避けるため、2024年1月から2月にかけての冬期開催となりました。 大会の基本情報は以下の通りです。

ラウンド日程(日本時間)
グループステージ2024年1月12日深夜~1月25日深夜
ラウンド162024年1月28日~1月31日深夜
準々決勝2024年2月2日~2月3日深夜
準決勝2024年2月6日深夜~2月7日深夜
決勝2024年2月10日深夜

開催スタジアム

大会は、FIFAワールドカップ2022でも使用されたスタジアムを含む、9つの会場で開催されました。

スタジアム名都市収容人数
ルサイル・スタジアムルサイル約89,000人
アル・バイト・スタジアムアル・ホール約69,000人
ハリーファ国際スタジアムアル・ラーヤン約46,000人
アフマド・ビン・アリ・スタジアムアル・ラーヤン約45,000人
エデュケーション・シティ・スタジアムアル・ラーヤン約45,000人
アル・トゥマーマ・スタジアムドーハ約44,000人
アル・ジャヌーブ・スタジアムアル=ワクラ約44,000人
ジャシム・ビン・ハマド・スタジアムアル・ラーヤン約15,000人
アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアムドーハ約10,000人

AFCアジアカップの歴代優勝国一覧

1956年に始まったAFCアジアカップでは、数々の国がアジアの頂点に立ってきました。

中でも日本代表は、1992年の初優勝から2011年まで、大会最多となる4度の優勝を誇る強豪国です。近年はカタールやオーストラリアといった国々も優勝しており、アジア全体のレベルが向上していることがうかがえますね。

これまでの歴代優勝国と準優勝国をまとめた表をご覧ください。

開催年開催地優勝準優勝
2023カタールカタールヨルダン
2019UAEカタール日本
2015オーストラリアオーストラリア韓国
2011カタール日本オーストラリア
2007インドネシア他イラクサウジアラビア
2004中国日本中国
2000レバノン日本サウジアラビア
1996UAEサウジアラビアUAE
1992日本日本サウジアラビア
1988カタールサウジアラビア韓国
1984シンガポールサウジアラビア中国
1980クウェートクウェート韓国
1976イランイランクウェート
1972タイイラン韓国
1968イランイランビルマ
1964イスラエルイスラエルインド
1960韓国韓国イスラエル
1956イギリス領香港韓国イスラエル

AFCアジアカップ2027はサウジアラビアで開催

次回のAFCアジアカップは、2027年にサウジアラビアで開催される予定となっています。大会は、3つの都市(リヤド、ジッダ、アル・コバール)にある8つのスタジアムで行われる予定です。

2027年大会の出場決定国

2026年FIFAワールドカップ・アジア2次予選を突破したチームなどが、すでに出場権を獲得しています。

  • サウジアラビア(開催国)
  • カタール
  • イラン
  • ウズベキスタン
  • イラク
  • アラブ首長国連邦
  • オーストラリア
  • 日本
  • 韓国
  • オマーン
  • ヨルダン
  • バーレーン
  • パレスチナ
  • クウェート
  • 北朝鮮
  • 中華人民共和国
  • キルギス
  • インドネシア

残りの6枠は、最終予選を経て決定予定です。

アジアカップで輝いた注目の若手選手

A代表だけでなく、ユース世代のアジアカップも未来のスター選手を発掘する重要な大会です。U-20(20歳以下)やU-17(17歳以下)の大会で特に輝きを放った選手たちをご紹介します。

AFC U-20アジアカップで輝いた新星5人

AFC U-20アジアカップで輝いた新星5人については以下になります。

選手名ポジション特徴
アレックス・バドラートオーストラリアFW・スピードとパワーが武器の爆発的なウイング ・大会MVPを受賞
バサム・ハザジサウジアラビアMF・優れた戦術眼と正確なパスでチームのリズムを生み出す司令塔
喜多 壱也日本DF・身長189cmのレフティ ・闘争心あふれる守備と鋭いパスが魅力
ポール・オコン=エングストラーオーストラリアMF・テクニックに優れ、狭いスペースでもプレーを動かせるレフティ
シン・ミナ韓国DF・優れたポジショニングとデュエルの強さに加え、セットプレーでの得点力も持つ

AFC U-17アジアカップで活躍したニュースター6人

AFC U-17アジアカップで活躍したニュースター6人については以下になります。

選手名ポジション特徴
アシルベク・アリエフウズベキスタンFW・5ゴールを挙げ大会得点王に ・ストライカーとしての嗅覚が光る
アブドゥルラハマン・スフヤニサウジアラビアMF・優れたゲームコントロールとビジョンを持つ創造的な司令塔
キム・ウンソン韓国FW・安定した活躍でチーム得点王に ・パフォーマンスの転換点を作る力を持つ
キム・ユジン北朝鮮FW・チームのキャプテン ・鋭いビジョンと正確なフィニッシュが持ち味
エヴァンドラ・フロラスタインドネシアMF・年齢に似つかわしくない落ち着きで中盤を牽引する選手
ムハマド・ナズリエフタジキスタンFW・鋭い本能と強力な技巧を備える、将来性が期待されるストライカー

まとめ

今回は、AFCアジアカップの賞金や歴史、そして未来を担う若手選手について詳しく解説しました。次の2027年サウジアラビア大会ではどんなドラマが生まれるのか、今から楽しみですね。この記事を参考に、ぜひアジアのサッカーに注目してみてください。大会をきっかけにスターとなる選手も続々と現れるはずです。アジアサッカーの進化を追いかけながら、日本代表をはじめ各国の挑戦にも期待しましょう。

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