サッカー選手の中でイケメンといえば、多くの人から名前が挙がるのは元イングランド代表のデイビッド・ベッカムではないでしょうか。日本国内でも高い人気を誇っていますが、若い頃や全盛期はどういったプレーを見せていたのか気になりますよね。
そこで今回は、デイビッド・ベッカムの若い頃や全盛期の伝説FK、名言を紹介します。
ベッカムの若い頃がイケメンすぎる!
2025年6月現在のデイビッド・ベッカムは年齢を重ね、渋さが加わってイケオジという印象があります。若い頃のベッカムはイケメン過ぎると話題になり、髪型などを真似する人も多くいました。それでは、デイビッド・ベッカムの若い頃を振り返っていきましょう。
1990年代後半
1998年から1999年にかけて、ベッカムはミディアムの金髪で、サラサラとした髪型をしていました。当時、21歳、22歳であったベッカムのルックスは全盛期と言っても過言ではなく、ハリウッドスターのようなビジュアルをし、プレー以外でも多くの人を魅了します。
特に、この時期は髭やピアスがなかったため、シンプルでエレガントな王子様のようなルックスをしていました。
2000年代
2000年代に入ると、ベッカムのイメージは変わり、長かった髪をばっさり切り、ベリーショートにして髭を生やすようになりました。2000年代のベッカムは王子様からワイルド系のルックスに変わっていきます。
また、2002年に行なわれた日韓ワールドカップで見せたモヒカンヘアを真似した日本人は多くいるのではないでしょうか。1990年代後半は甘い感じのルックスでしたが、2000年以降はワイルドさが強くなっていますね。
ベッカムの全盛期の伝説FKやプレースタイル
貴公子と呼ばれるほど整ったルックスをしているデイビッド・ベッカムですが、ビジュアルだけではなく、プレーも格好良く、多くの人を魅了してきました。そんなベッカムですが、どのようなプレースタイルをしているのでしょうか。
また、伝説FKについても気になりますよね。それでは、ベッカムの全盛期の伝説FKやプレースタイルを詳しくみていきましょう。
美しい放物線を描くFK
デイビッド・ベッカムはFKの名手と言われ、強烈なシュートではなく、美しい放物線を描いてゴールに突き刺さるのが特徴でした。
そんなベッカムの伝説FKの1つと言われているのが、レアル・マドリード時代に2003年9月21日に行なわれたマラガ戦で決めたゴールです。ベッカムはゴールから約25m、角度は45度の位置からFKを蹴りました。左手を大きく上げるモーションから放たれたボールは、少しブレながら速く鋭く曲がり、GKは1歩も動けず、ゴールネットに突き刺さります。
母国を救う伝説FK
2001年10月6日、デイビッド・ベッカムはイングランド代表として、日韓ワールドカップ欧州予選の最終節・ギリシャ戦に出場していました。この試合で引き分け以上にならなければいけない状況の中で、イングランド代表は当時、エースだったマイケル・オーウェンさんを欠き、後半ロスタイムで1-2と劣勢でした。
しかし、終了間際に味方が倒され、FKを獲得すると、ベッカムはゴールから離れたやや正面の位置からシュートを決め、同点に持ち込みます。
プレースタイル
ベッカムは右サイドハーフとしてプレーすることが多かったですが、決してスピードに優れた選手ではありませんでした。しかし、ベッカムはキックの精度がとてつもなく高く、視野が広いためロングパスやアーリークロスで数々のチャンスを演出することができます。
また、見た目から華やかなイメージがありますが、ベテランになる頃には守備でハードワークできる選手になっていました。現代ではイングランド代表のトレント・アレクサンダー=アーノルド選手が近いタイプなのではないでしょうか。
ベッカムの名言まとめ
これまでに数々の伝説的なプレーを見せてきたデイビッド・ベッカムは、記録よりも記憶に残ることが多かったと思います。そんなベッカムは、これまでに数々の名言を残してきました。それでは、デイビッド・ベッカムがどんな名言を残してきたのか、振り返っていきましょう。
「あんな瞬間、あんな喜びを、再び味わえるだろうか?」
1996ー97シーズン、ベッカムが所属するマンチェスター・ユナイテッドは31年ぶりにUEFA CHAMPIONS LEAGUE決勝に進出しました。対戦相手はバイエルン・ミュンヘンで、マンチェスター・ユナイテッドは1-0とリードされた状態で後半ロスタイムに突入します。
このまま負けてしまうと思われた中、ベッカムがCKを蹴り、味方選手がゴールを決めて同点になりました。さらに、もう1度CKを獲得し、ベッカムが蹴ると、そこからまたゴールが生まれました。
「やはりユナイテッドが1番スペシャルなクラブなんだよ」
デイビッド・ベッカムはマンチェスター・ユナイテッドでプロデビューを飾り、プレミアリーグ6回、FAカップ2回、UEFA CHAMPIONS LEAGUE1回と数々のタイトルを獲得してきました。
ただ、その後ベッカムはレアル・マドリードやACミランなどといったビッククラブを渡り歩きますが、最も愛着があるクラブとしてマンチェスター・ユナイテッドの名前を挙げます。この言葉からベッカムにとって、マンチェスター・ユナイテッドがどれだけ特別なクラブなのかが分かりますね。
「ボクのイメージで商品が売れるというのも悪いことではないと思う」
ベッカムはマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリードに移籍しましたが、当初は純粋に戦力としてではなく、広告塔として獲得したのではないかという見方がありました。
しかし、デイビッド・ベッカムはそういった風潮を受け止めながらも、サッカーをするために移籍したと発言し、名言を残します。
まとめ
今回はデイビッド・ベッカムの若い頃や全盛期の伝説FK、名言を紹介しました。ベッカムは貴公子の愛称があるほど、若い頃からイケメンで数々の伝説FKや名言を残しています。現在、デイビッド・ベッカムはリオネル・メッシ選手が所属するインテル・マイアミのオーナーなどを務めているそうなので、今後の活動も注目していきましょう。