三笘薫の市場価値は?どこが凄い?幼少期のエピソードも紹介

三笘薫の市場価値は?どこが凄い?幼少期のエピソードも紹介

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プレミアリーグで活躍するサッカー日本代表、三笘薫選手ですが、市場価値は今、どれほどの評価を受けているのでしょうか。この記事では、三笘選手の最新の市場価値や年俸、プレーの凄さ、そして強さの原点である幼少期のエピソードまで詳しく解説します。

目次

三笘薫の現在の市場価値は約68億円!

三笘薫選手の市場価値は、ヨーロッパ移籍後に急激な上昇を見せています。その評価額は、今やアジア人選手の中でもトップクラスです。2025年5月時点での三笘薫選手の市場価値は、4,000万ユーロ(約68億円)に達しています。 ブライトンでは攻撃の要として大活躍しており、マンチェスター・シティやアーセナルといった強豪クラブも関心を示していると報じられています。

専門家は「もし今移籍するなら、移籍金は最低でも70億円以上」と試算しており、その評価の高さがうかがえますね。

市場価値の推移

三笘選手の市場価値が、どれほど凄まじいスピードで上昇したかが分かるように表にまとめてみました。

年月市場価値所属クラブ
2021年1月約2億3,000万円川崎フロンターレ
2022年1月約3億5,600万円ロイヤル・ユニオンSG
2023年3月約31億4,000万円ブライトン
2025年5月約68億円ブライトン

川崎フロンターレからブライトンへ移籍した際の移籍金は、約4億3,000万円でした。 わずか4年で市場価値は約30倍に跳ね上がっており、ブライトンにとってはまさに「掘り出し物」の契約だったと言えます。

年俸もケタ違い!川崎時代から約186倍に

市場価値だけでなく、年俸もプレミアリーグでの活躍に伴い大きく上昇しています。

最新の年俸は約8.57億円

2025-26シーズンにおける三笘選手の年俸は、約8.57億円です。

週給に換算すると約1,650万円となり、ブライトンの中でもトップクラスの待遇を受けています。

現在の契約は2027年6月末までとなっており、クラブからの高い評価がうかがえますね。

川崎時代からの年俸推移

プロデビューから現在までの年俸の推移をまとめました。

その急成長ぶりは一目瞭然ですよね。

シーズン所属クラブ年俸(円換算)備考
2019-20川崎フロンターレ約460万円プロ1年目
2020-21川崎フロンターレ約2,000万円主力として躍進
2021-22ロイヤル・ユニオンSG約9,535万円欧州初挑戦
2022-23ブライトン(旧契約)約2.1億円プレミアデビュー
2023-24ブライトン(新契約)約8.57億円契約延長・昇給
2025-26ブライトン約8.57億円最新情報

プロ1年目の年俸は約460万円でした。そこからわずか6年で、なんと約186倍にまで跳ね上がっています。

イングランドでは高額所得者に対して45%の高い税率が適用されますが、それでも手取り額は約4.72億円と推定されています。

三笘薫はどこが凄い?プレーの秘密を解剖!

世界最高峰のプレミアリーグで、最高のウィングの一人として評価される三笘選手。なぜあれほど相手を抜き去ることができるのでしょうか。

その凄さの秘密についてみていきましょう。

異次元のドリブル力

三笘選手の代名詞といえば、やはりドリブルです。

元日本代表DFの栗原勇蔵氏は、その特徴を次のように分析しています。

ドリブルの特徴詳細な説明
とにかく初速が速い・0から100のトップギアに入るまでが速く、相手DFを置き去りにする
ボールを持った方が速く感じる・細かいタッチで、まるでボールが足に吸いついているかのように加速する ・アジリティ(敏捷性)能力がずば抜けている
相手の意表を突く仕掛け・先にボールをスペースへ出してドリブルするため、相手DFはパスかドリブルか判断が遅れてしまう

このようなドリブル力で、リバプール所属のイングランド代表DFアーノルド選手を何度も置き去りにしたシーンは、世界に衝撃を与えました。

超一流のボールタッチとシュート技術

三笘選手の凄さはドリブルだけではありません。

栗原氏は「トラップとボールタッチが超一流」と評価しています。

ボール1個分ほどの狭いスペースを抜けられる繊細なボールコントロールは、世界的名手にも劣らないほどです。

さらに、シュートの精度も高く、ドリブルとシュートの両方を高いレベルで兼ね備えている点が、相手にとって大きな脅威となっています。

考える力(インテリジェンス)

三笘選手は、筑波大学時代にドリブルに関する卒業論文を執筆しています。

その研究で、優れた選手は相手との間合いやスペースを把握することに重きを置いていると結論付けました。ただ速い、上手いだけでなく、状況を的確に判断する頭脳的なプレーが、三苫選手の強さを支えています。

強さの原点!小学生時代の驚きの逸話

現在の活躍の裏には、幼少期からの非凡な才能と努力がありました。小学生時代のコーチ、髙﨑康嗣氏が語るエピソードを紹介します。

小学生時代から持っていた特別な才能

髙﨑氏は、小学2年生だった三笘選手を初めて見た時から才能は明らかだったと語ります。 その才能とは、「相手の状況を見て、直前でプレーを変えられる」ことでした。

小学生でこれができる選手はなかなかおらず、天性の判断力を持っていたそうです。

また、一歩目の速さや筋肉の質も、当時から他の子とは違っていたといいます。

飛び抜けていた「学習能力」

三笘選手の最も優れた点は「学習能力の高さ」だったと髙﨑氏は振り返ります。

ある時、髙﨑氏がパフォーマンス向上のために「姿勢を良くしよう」と話しました。

すると三笘選手は、ミーティング中も食事中も、常に背筋を伸ばした姿勢をキープし続けたそうです。

言われたことを素直に実践し、良いと思ったことを自分のものにするまで繰り返す力。この学習能力の高さが、三苫選手の成長の大きな原動力となっているのではないでしょうか。

「世界を目指せ」という教え

髙﨑氏は当時、選手たちに常に「世界を目指せ」と言い続けていました。

小学生の頃から「プロになるために今何をすべきか」を考えさせ、高い視座を持たせていたのです。

髙﨑氏にとって、教え子である三笘選手の海外での活躍は驚きではなく、「順当にいけば、それぐらいにはなると思っていた」と語っています。その言葉からは、才能を確信し、大きな期待を寄せていたことが伝わってきますね。

まとめ

今回は、三笘薫選手の市場価値や年俸、そしてプレーの凄さの秘密について解説しました。 その評価額は今や約68億円に達し、世界トップクラスの選手へと成長を遂げています 。

この記事を参考に、ぜひ三笘選手の今後のさらなる活躍に注目してみてくださいね!

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