サッカーのポジションはフォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーの4つに大きく分類することができます。
では、サッカーのフォワードとはどういったポジションなのでしょうか。
フォワードといっても、様々なタイプの選手がいて、役割や動き方も変化してくるので、1つ1つ覚えておくことが重要です。
そこで今回は、サッカーのフォワードとはどんなポジションなのか、日本代表選手から役割や動き方を解説していきたいと思います。
サッカーのフォワードとは?
サッカーのフォワードとは、攻撃的なポジションで相手ゴールに近い位置にいる選手のことです。フォワードには得点を奪うことやパスやドリブルでチャンスを作ることなどが求められ、どこに配置されるかで役割や動き方は違ってきます。
フォワードといっても、前線でポストプレーや得点を奪うことが求められるセンターフォワードや相手選手の間で受けたり、2列目から飛び出すシャドーと呼ばれるセカンドトップ、サイドからドリブルやパスでチャンスメイクをするウィングと呼ばれるポジションがあるのが特徴です。
フォワードについて日本代表選手から学ぶ役割や動き方を解説
フォワードはセンターフォワード、セカンドトップ、ウィングの3つのポジションがあり、それぞれ異なる強みなどを持っていることが多いです。
そこで今回は、2025年3月20日と3月25日に行われた試合に選ばれた日本代表選手を参考にしながら役割や動き方を解説していきたいと思います。
センターフォワード
現在の日本代表でセンターフォワードの役割を担っているのは、上田絢世選手、町野修斗選手、古橋享梧選手、前田大然選手です。
上田絢世選手と町野修斗選手は純粋なセンターフォワードタイプで、ピッチ中央でプレーすることが多く、ボールをキープや味方を活かすポストプレーを行いつつ、点を奪うことが求められています。
一方で、セカンドトップ色が強い古橋享梧選手と前田大然選手はサイドに流れたり、持ち前のスピードを活かした背後への飛び出したり、前線からのプレスをかけることが多いです。
セカンドトップ
セカンドトップやトップ下で起用されることが多いのが南野拓実選手です。現在の日本代表のフォーメーション上、セカンドトップというよりもセンターフォワードのすぐ後ろにいることからシャドーと呼ばれることもあります。
南野拓実選手は2列目から飛び出したり、バイタルエリアと呼ばれる場所でボールを受けて、反転してからのシュートやパスを得意にしており、得点とチャンスメイクの両方を担っていることが多いです。また、セカンドトップには状況判断能力も必要で、必要に応じてサイドに流れたり、プレスをかけることが求められます。
ウィング
久保建英選手、伊東純也選手、三笘薫選手、堂安律選手、中村敬斗選手がウィングの役割や動きをすることが多いです。
それぞれテクニックやスピード、フィジカルの強さを武器にウィングで起用されていますが、サイドに張ってドリブル突破やクロスといったチャンスメイクを担ったり、中に入ってゴール前に飛び出して得点を決めたりすることが求められています。
また、ウィングは攻撃的な選手が配置されていますが、必要に応じてディフェンスラインまで下がることもあり、運動量も必要なポジションです。
まとめ
今回はサッカーのフォワードとはどんなポジションなのか、日本代表選手から役割や動き方を解説してきました。
サッカーのフォワードとは、高い位置でプレーするためゴールを奪うことが求められていますが、センターフォワード、セカンドトップ、ウィングによって役割や動き方が異なってきます。
また、同じポジションであっても戦術などによっても求められることが違ってくるので、それに対応できる技術力が必要です。
例に挙げた日本代表選手は海外のチームで主力として活躍している人達ばかりなので、是非、プレーの参考にしてみましょう。