鈴木ザイオン|パルマ移籍後が凄い!?セーブ率や海外の反応・市場価値を調査

鈴木ザイオン選手はイタリア・セリエAのパルマに所属し、正GKを務めています。鈴木ザイオン選手はパルマ移籍後が凄いと話題になっており、海外の反応やセーブ率、市場価値などはどうなっているのでしょうか。

そこで今回は、鈴木ザイオン選手はパルマ移籍後が凄いのか、セーブ率や海外の反応、市場価値を調査していきます。

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鈴木ザイオンはパルマ移籍後が凄い!?

鈴木ザイオン選手は2021年から2024年まで浦和レッズに所属していましたが、元日本代表の西川周作選手が正GKを務めていたため出場機会が限られていました。しかし、2023-24シーズンにベルギーのシント=トロイデンにレンタル移籍を果たすと、レギュラーに定着し、好セーブを連発していきます。

そして、2024年7月15日にパルマに移籍することになった鈴木ザイオン選手ですが、何が凄いと言われているのでしょうか。

身体能力の高さ

日本代表では若さ故、ミスをしてしまうことがあった鈴木ザイオン選手ですが、これまでの日本人GKにはなかった圧倒的な身体能力の高さがあり、空中で競り勝つこともでき、驚異的な反射神経でチームのピンチを救うセーブを連発しています。

鈴木ザイオン選手はガーナ人の父親と日本人の母親を持つハーフで、身長が192cm、体重が101kgと恵まれた体格をしており、高校時代にはベンチプレスで125kg持ち上げるほどの筋力を有しているそうです。

足元の技術

鈴木ザイオン選手はフィジカル面に目が行きがちですが、現代のGKに必須である足元の技術を有しています。鈴木ザイオン選手のパントキックやロングパスは精度が高いだけではなく、70m以上もボールを飛ばすことができるキック力もあるのが特徴です。

また、キック力だけではなく、高い身体能力はスローイングでも活かされ、フィード能力とセービング能力を高いレベルで兼ね備えています。

鈴木ザイオン選手のフィードから攻撃が始まるパターンもあるので、セービングだけではなく、キックに注目しても良いかもしれないですね。

鈴木ザイオンのセーブ率は?無失点は何試合?

サッカーのセーブ率とは、枠内に行ったシュートの中でどのくらいの割合でセービングできているかを示す数字となっています。セーブ率は80%を超えてくるとトップクラスだと言われていますが、鈴木ザイオン選手の場合はどうなっているのでしょうか。

また、無失点の試合はいくつあったのかも、重要になってきますね。

それでは、鈴木ザイオン選手のセーブ率や無失点の試合はいくつあったのか、詳しくみていきましょう。

64%

2024-25シーズンの鈴木ザイオン選手のセーブ率は、リーグ戦の場合は64%となっています。64%という数字は決して高い数字ではありませんが、鈴木ザイオン選手が高く評価されているのはパルマが上位にいるクラブではないからではないでしょうか。

鈴木ザイオン選手が所属するパルマは過去にジャンルイジ・ブッフォン選手や中田英寿選手といった所属していた古豪ですが、今シーズンは16位と低迷しました。

もし、鈴木ザイオン選手が優秀なDFが揃っているクラブに所属していれば、セーブ率は高くなるのではないでしょうか。

無失点は7試合

鈴木ザイオン選手が無失点を達成できたのは7試合です。ちなみに、サッカーでは無失点のことをクリーンシートと言います。

鈴木ザイオン選手は37試合に出場しているので、クリーンシート率は19%とそこまで高くありません。しかし、鈴木ザイオン選手の試合を観て貰えば分かるとおり、しっかりとセーブしていてもこぼれ球を押し込まれたり、相手が良い体勢からシュートを打っていたりします。

そのため、今後、パルマのDFがより安定し、強固になっていけば、無失点の試合が増えていくのではないでしょうか。

鈴木ザイオンに対する海外の反応は?

下位に低迷するチームの中で好セーブを連発した鈴木ザイオン選手は、多くのビッククラブから高く評価されていると言われています。

また、各メディアでも鈴木ザイオン選手の活躍ぶりは絶賛されており、若く才能があるため宝石と表現されていたり、世界屈指のGKになるとも評価されているようです。

さらに、鈴木ザイオン選手がパルマに移籍したばかりの頃は、セリエAでのプレー経験がないことなどを理由に懐疑的な意見がありましたが、今ではすっかり評価が逆転しています。

鈴木ザイオンの市場価値は?移籍先は?

鈴木ザイオン選手はパルマでの活躍ぶりが評価され、選手の価値を示す市場価値が上昇していると言われていますが、どのくらいになっているのでしょうか。

また、多くのビッククラブが鈴木ザイオン選手の実力とポテンシャルを評価しているそうです。そうなると、鈴木ザイオン選手がどこのクラブに移籍するのかも気になりますよね。

それでは、鈴木ザイオン選手の市場価値と移籍が噂されているクラブをみていきましょう。

約6倍に上昇

鈴木ザイオン選手がシント=トロイデンからパルマに移籍した際、市場価値は250万ユーロだとされていました。しかし、移籍後の活躍が評価され、鈴木ザイオン選手の市場価値は900万ユーロ、1,400万ユーロに跳ね上がったと言われています。

1,400万ユーロという数字は、セリエAのGKの中で5番目に高い数字となっており、どれだけ評価が高いのかということが伝わってきますね。ちなみに、セリエAのGKで最も市場価値が高いのはACミランに所属するフランス代表のマイク・メニャン選手です。

ナポリが急接近?

鈴木ザイオン選手は以前からビッククラブへ移籍するのではないかと言われており、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、リヴァプール、ブンデスリーグのバイエルン・ミュンヘンなどの名前が挙がっていました。

しかし、最近では今シーズン、セリエAで優勝したナポリが鈴木ザイオン選手に急接近していると言われています。ただ、ナポリには正GKにはアレックス・メレト選手がいるので、鈴木ザイオン選手は控え選手になる可能性が高いのではないでしょうか。

まとめ

今回は、鈴木ザイオン選手はパルマ移籍後が凄いのか、セーブ率や海外の反応、市場価値を調査しました。鈴木ザイオン選手は今シーズンのセーブ率はそこまで高くありませんが、ピンチの場面で見せるセービングやロングフィード、果敢な飛び出しが現地メディアなどで評価されています。

また、鈴木ザイオン選手の市場価値はうなぎ登りに上がっているので、移籍する可能性が高いので今後に注目していきましょう。

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