世界で最も愛されているスポーツとして認知されているサッカーは、ほぼ毎日のように世界中のどこかしらで試合が開催されています。そんなサッカーですが、実は世界には幾つかの偶然とは思えない都市伝説が噂されているのはご存じでしょうか。今回の記事では世界中のサッカーファンの間で囁かれている、もしくは語り継がれているサッカー界の都市伝説について紹介したいと思います。
サッカー都市伝説を6つ一挙紹介
サッカー界には時折偶然とは思えない現象が続いたり、また理屈では測れないようなことが起こることがあります。そういった事例がサッカーファンの間では「サッカーの都市伝説」として語り継がれており、ある種のコンテンツとして密かに人気を博しているのです。
ここからは早速そんなサッカーの都市伝説について、6つをピックアップしてみなさんに紹介します。ただこれらのサッカーの都市伝説はあくまで証拠や信憑性などがあるものではなく、サッカーファンの間で囁かれている噂レベルの話ですので、その点だけ踏まえて楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。
①前田遼一の呪い
まず最初に紹介するサッカーの都市伝説は、かつてジュビロ磐田のストライカーとして活躍した前田遼一さんにまつわる噂です。実は前田遼一さんがジュビロ磐田に在籍していた時代、リーグ戦で前田遼一さんにシーズン初ゴールを決められたクラブはその年のシーズン後にJ2へ降格するといった噂が囁かれていました。実際に前田遼一さんがシーズン初ゴールを決められたクラブのその後は下記のとおりです。
- 2007年シーズン:ヴァンフォーレ甲府(17位で降格)
- 2008年シーズン:東京ヴェルディ(17位で降格)
- 2009年シーズン:ジェフ千葉(18位で降格)
- 2010年シーズン:京都サンガ(17位で降格)
- 2011年シーズン:モンテディオ山形(18位で降格)
- 2012年シーズン:ガンバ大阪(17位で降格)
確かに偶然にしては出来過ぎなくらい、前田遼一さんにシーズン初ゴールを決められたクラブは降格の末路を辿っていますよね。現在は指導者に転身した前田遼一さんですが、その呪いの効力はまだ残っているのでしょうか。
②W杯の開催国は予選の相手を選べる?
これまでに開催されたW杯で、ホスト国が予選リーグを勝ち抜けなかったのは2010年の南アフリカ大会、2018年のカタール大会のみでした。そういった結果からW杯のホスト国は比較的有利だと囁かれているW杯の抽選会ですが、実は意図的にホスト国が勝ち抜けやすい組み合わせになっているのではないかと都市伝説が長年にわたって囁かれています。
都市伝説によると抽選時にホスト国が事前に選んだ国のボールは直前まで冷蔵庫で冷やされているのだとか。だから抽選を引く人はボールの温度差で選んでいるというのです。
実際に日本で開催されたW杯を筆頭に、ホスト国のグループリーグの相手は他のグループに比べて比較的安易な国が揃う傾向にあります。あまりにもそういった偶然が続いているので、こうした都市伝説が囁かれるようになったようです。
③日本代表の10番はアディダスの契約選手
これはサッカーファンなら有名な都市伝説ですが、日本代表のエースナンバーである10番は原則アディダスの契約選手になるという噂があります。実際に2006年以降にW杯で背番号10番を背負った選手を見てみると、偶然とは思えないほどアディダスとの契約選手が多いんですよね。
- 2006年:中村俊輔
- 2010年:中村俊輔
- 2014年:香川真司
- 2018年:香川真司
- 2022年:南野拓実
最近ではアディダスではなくプーマと契約している堂安律選手が10番を着用することもありましたが、それはあくまでW杯本戦以外での試合のことでした。こうしたサッカーの都市伝説から2026年W杯の10番はアディダスと契約している久保建英選手なのではとの予想も多いようです。
④日韓W杯での審判買収疑惑
日韓W杯でベスト4まで躍進した韓国代表ですが、その裏で世界中のサッカーファンからは審判の買収があったとの都市伝説が囁かれています。韓国はベスト8までにポルトガル、スペイン、イタリアと強豪国を次々と破って勝ち進みましたが、どの試合でもあまりにも不可解なジャッジでのゴールの取り消しや相手選手の退場などがあり、試合が大きく操作されていた感が否めないものばかりでした。
韓国に敗れた相手国からは痛烈な審判批判が相次いだことから、FIFAは大会中に異例の会見を開く事態になっており、その真相は20年以上が経過した今でも明らかになっていません。ただ明らかに誤審と呼ばれる判定が多い大会だっただけに、こうしてサッカーの都市伝説として語り継がれているようです。
⑤クリスマスでリーグ優勝と降格が決まる?
世界最高峰の呼び名高いイングランドのプレミアリーグ。クリスマスや元旦にも試合を行うことで有名なリーグですが、実はクリスマス時点で首位だったクラブは優勝し、最下位だったクラブは降格するというジンクスがあります。プレミアリーグが創設されて以降の32シーズンでクリスマス時点で首位だったクラブが優勝したケースは17クラブ、約50%ほどの確立で優勝していることが分かりますね。
その反面降格に関してはもっと確率が高く、プレミアリーグが始まって以降の32シーズンでクリスマス時点で最下位だったものの最終的に降格を免れることができたのは下記の4クラブのみです。
- ウエストブロム:2004-05シーズン
- サンダーランド:2013-14シーズン
- レスターシティ:2014-15シーズン
- ウォルバーハンプトン:2022-23シーズン
これらの結果から、なんとクリスマス時点で最下位だったクラブの高確率は87%になるんです。
ですのでクリスマス時点の順位で優勝と降格の予想はある程度できるといっても過言ではないですね。
まとめ
今回の記事ではサッカー界の都市伝説について紹介しましたがいかがでしたか。今回紹介したように、サッカー界には不可解なジンクスともいわれる都市伝説が無数存在します。こうした都市伝説を知っておくと、また違った視点でサッカーが楽しめるのかもしれませんね。




