ブラインドサッカーのルールとは?キーパーは見えてるの?サッカーとの違いも

ブラインドサッカーのルールとは?キーパーは見えてるの?サッカーとの違いも

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みなさんはここ数年で世界中で急速に普及しているブラインドサッカーと呼ばれる競技をご存じでしょうか。2014年には東京で世界大会が開催されたこともあり、大会以降は急速に日本でも競技人口が増え続けています。そんなブラインドサッカーですが、どのようなルールなのか、サッカーとの違いが気になりますよね。

そこで今回はブラインドサッカーのルールについて詳しく紹介していきます。

目次

ブラインドサッカーってどんな競技?

ブラインドサッカーとはその名のとおり、目が見えない状態でおこなうサッカーのことで当初は視覚に障害を持つ方のために考案された競技です。ブラインドサッカーをプレーする選手は全盲、もしくは全盲に近い視覚の方のみとなっており弱視の方は原則プレーすることができません。

基本的なルールはフットサルに近いものがあり、ゴールキーパーを含むプレイヤーは5人で前後半各20分で試合がおこなわれます。フィールドプレイヤーは全ての選手の視覚を統一するためにアイマスクの着用が義務付けられており、選手たちは視界が見えない状態で音や味方からの指示を元にボールを追って相手ゴールに得点を決めることを目指します。

独自のルールについて

ブラインドサッカーには独自のルールがあり、そのルールを把握することでより深くブラインドサッカーを楽しむことができるはずです。

そこでここからはブラインドサッカーに採用されている独自のルールの中でも特に大きなポイントとなる4つのルールを深掘りして紹介していきます。

①声援が禁止

ブラインドサッカーは前述したように味方の指示や音などを頼りにボールを追ってゴールを目指す競技です。ですので他のどの競技よりも選手たちは神経を研ぎ澄ませ、微な音でボールの位置を把握できるように極限の集中状態でプレーしています。

ですのでブラインドサッカーの公式ルールとして、試合中の観客の歓声や声援は一切禁止されており、また通常のサッカーではよく見られるファンが歌うチャントや鳴り物なども全て禁じられています。そういったルールから試合は静寂の無音の中でおこなわれ、選手たちの声や指示だけが響き渡るような一風変わった雰囲気になるのです。

こうした雰囲気がブラインドサッカーの魅力の一つであり、また得点が決まった直後のみ許される観客の声が響き渡る瞬間が堪らないと感じている方も多いようですよ。

②コーラーの存在

ブラインドサッカーには「コーラー」と呼ばれる重要な役割を担うポジションが存在します。サッカーやフットサルでは採用されておらず、ブラインドサッカー独自のルールとなっている「コーラー」とは相手のゴール裏付近で味方選手に指示を飛ばすスタッフのことで、コーラーは他の選手と違って目が見える状態で協議に携わることができます。ですので視界が一切見えない選手たちに的確に相手の位置やボールの場所、そしてシュートのタイミングなどを伝える必要があり、ある意味ブラインドサッカーで最も重要な役割を担うポジションの一つと言っても過言ではないでしょう。

③鈴が入ったボール

サッカーやフットサルと一見似たボールを採用しているブラインドサッカーですが、実は構造に秘密があって転がると音が鳴る鈴が組み込まれているんです。ボールが転がるたびに鈴が鳴ることからプレイヤーたちは常に音でボールの位置を把握することができ、味方の指示だけでなく聴力を使ってボールを追いかけることができます。

ちなみにブラインドサッカーのボールサイズはフットサルと同じサイズのボールが採用されています。ですのでサッカーボールの5号球と比較すると若干小さいサイズのボールということになりますね。

④味方の掛け声

フィールドプレイヤーの全ての選手が視界が見えないとなると当然心配になるのは選手同士の危険な接触ですよね。ブラインドサッカーでは選手同士の危険な衝突を避けるために「ボイ!」という掛け声が用いられています。

「ボイ!」とはスペイン語で「自分が行くぞ」、「任せろ」といった意味で、この掛け声を用いて選手たちは不要な接触や衝突を避けることができるのです。目が見えないだけに不意にぶつかってしまうと脳震盪や深刻な怪我に繋がるケースも少なくありません。なのでこのような声を的確に聴き分けて、選手たちは味方や敵のポジショニングを確認する必要があります。

ゴールキーパーは見えている?

ブラインドサッカーでは実はゴールキーパーのみが全盲ではなくても晴眼者、もしくは弱視の選手が採用されることが認められています。ですのでコーラー以外にもブラインドサッカーでは積極的にゴールキーパーが味方に指示を出して、スムーズに戦えるように味方を誘導する役割が求められることとなります。

ただブラインドサッカーのゴールキーパーは目が見えますがボールに触れることができるのは自陣ゴール前に引かれた長方形のペナルティエリア内のみです。基本的にゴールキーパーはゴール前から動くことはできず、相手シュートを止めたり味方に支持を出す役割に徹しています。

11人制のサッカーの主な違いは?

11人制のサッカーとブラインドサッカーを比較した際の違いですが、主に下記のような違いがあると言えるでしょう。

 サッカーブラインドサッカー
コートサイズフルコートフットサルコート
ボールサイズ5号級フットサルボール
人数11人制5人制
オフサイドの有無ありなし

ブラインドサッカーにはフットサル同様にオフサイドのルールがないだけでなく、コートサイズはボールサイズ、競技人数など含めてサッカーよりもフットサルに似て通ずる要素が多い競技と言えるでしょう。

まとめ

今回の記事ではブラインドサッカーのルールについて、独自のルールやサッカーとの違いを含めて紹介しましたがいかがでしたか。サッカーよりもフットサル要素が強いブラインドサッカーですが、実際はフットサルと競技性が大きく異なっており、ブラインドサッカー独自の魅力や雰囲気があります。国内大会では認知向上を見越してアイマスクを着用すれば健常者もプレーできるだけに、気になった人は是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

昼は働き、夜もボールを追うサッカー好き!海外サッカーは夜中でも視聴。サッカー野郎マガジンでは、開花寸前の若手からレジェンドまで網羅。選手の特徴・プレースタイル・年俸、ゴールパフォ、名言や語り継がれる物語まで!役立つデータを届けます。

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