みなさんはかつてオランダ代表として世界を圧巻する活躍を見せたベルカンプと言う選手をご存じでしょうか。1986年から2006年まで現役を続けたベルカンプは、現在でも当時の凄さが度々話題になっています。そんなベルカンプですが、飛行機に乗れないと言うエピソードも有名ですよね。
今回の記事ではベルカンプが飛行機に乗れなかったエピソードや現在について詳しく紹介します。
ベルカンプってどんな人?
はじめに今回の記事で特集するベルカンプについて、簡単に紹介したいと思います。ベルカンプの基本情報を下記のプロフィールにまとめてみたのでご確認ください。
- 名前:デニス・ニコラス・マリア・ベルカンプ
- 生年月日:1969年5月10日
- 年齢:57歳
- 出身地:オランダ・アムステルダム
- 身長:183cm
- 体重:81キロ
- 現役時代のポジション:セカンドストライカー、攻撃的ミッドフィールダー
- 利き足:右足
抜群のボールタッチと華麗な身のこなしで世界中のサッカーファンを魅了したベルカンプ。その優雅で華麗なプレーから「アイスマン」、「建築士」などの異名でも呼ばれていました。
ベルカンプの経歴
11歳にして母国オランダの名門アヤックスの下部組織に入団したベルカンプは、オランダ代表のトータルフットボールの思想を色濃く受け継ぎ、ジュニア時代に様々なポジションを経験しました。そして17歳の時、オランダの英雄・クライフに抜擢されてアヤックスのトップチームでプロデビューを果たすと、1990-91シーズンから3季連続でオランダリーグ得点王を獲得。その後はイタリアのインテルに移籍をして2シーズンを過ごし、1995年からはイングランドのアーセナルへと移籍。チームの絶対的な司令塔としてベルカンプは大ブレイクを果たしてアーセナルを牽引すると、2003/2004シーズンでは歴史に名を刻むリーグ無敗優勝・「インビンシブル」の一員としてプレミアリーグ史上初の無敗優勝を果たしました。
2006年にアーセナルの新本拠地、エミレーツスタジアムでの記念すべき第一戦で現役を引退しています。
ベルカンプの実績は?
これまでにベルカンプが成し遂げた主な実績は下記の通りです。
- エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)優勝:1回
- UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)優勝:2回
- プレミアリーグ優勝:3回
- FAカップ優勝:4回
- フランスW杯出場:4位
- UEFAユーロ1992:ベスト4
こうみるといかにアーセナルで活躍した時期に獲得したタイトルの多さが伺えますね。またベルカンプは個人賞として下記の表彰も受けています。
- オランダ年間最優秀選手賞:2回
- オランダリーグ得点王:3回
- UEFAユーロ1992得点王:1回
- プレミアリーグ月間最優秀選手:4回
- FIFA 100:1回
まさに世界的なレジェンドと言っても過言ではない実績だといえるでしょう。
何がすごかった?
引退から20年が経過したものの、ベルカンプの凄さは現在もたびたび語られています。最近ではSNSなどで過去のベルカンプのプレーが配信されたことを機に再び脚光が当たっているようですね。
そんなベルカンプの現在でも語り継がれる凄さは、とにもかくにも圧巻のボールスキルと華麗な身のこなし、そして得点力の高さです。基本的にトップ下と呼ばれるポジションでプレーしていたベルカンプは相手の執拗なマークを物ともせずにボールを受けて、巧みなテクニックを駆使したチャンスメイクを持ち味としていました。特にベルカンプターンと呼ばれる神業のような技術を一瞬の閃きで披露するなど、インスピレーションにも優れていた選手だといえるでしょう。
ベルカンプは飛行機に乗れなかったって本当?
ベルカンプの凄さは現在でも語り継がれている一方で、ベルカンプの面白いエピソードもまた現在でもサッカーファンの間で受け継がれています。特にベルカンプが飛行機に乗れなかったというエピソードは有名で、時折現在でもメディアなどでこの話が明かされているようです。
当初は問題なく飛行機に乗れていたベルカンプですが、極度の飛行機恐怖症もあいまって次第に飛行機に乗ることが苦痛になり、最終的には遠征時などでも自分だけ飛行機に乗らずに自力で公共機関を利用して移動するようになったのだとか。その結果、飛行機を使わないと行くことのできない会場での試合時にはメンバーから外れており、ある意味異例の扱いを受けていたといえるでしょう。
ベルカンプの現在について
ベルカンプは57歳になった現在ですが、実はサッカーの表舞台での活動はあまりしていないようです。引退直後は主にイングランドの下部リーグのクラブで指導者としての活動もしており、2011年から2017年にかけては古巣のアヤックスでアシスタントコーチも務めていましたが、現在は監督業は行っておらず個人的にトレーナーなどの活動をおこなっているようです。
また、2024年にはかつてのインビンシブルのメンバーであるアンリやパトリック・ヴィエラなどと共にアーセナルの買収に動いていたことも明らかになり大きな話題となりました。
現在も凄い!
ベルカンプが引退して以降の20年で、サッカーはよりアスリート色が強くなり、一気に競技としてのレベルが高くなったといわれています。しかしベルカンプの活躍は現在でもなお高い評価を受け続けており、ベルカンプがもし現在の現役選手だったとしても活躍することができたと話すサッカーファンも多いようです。
近年、サッカーはかつてのような創造性とテクニックで魅せる選手が減り、如何に早く・強く・長く走れるかといったフィジカル要素が重要視されるようになりました。競技の展開が早く、見どころが増えた一方でかつてのベルカンプのようなロマン溢れる選手を恋しく思うサッカーファンも多いようですね。
まとめ
今回の記事ではかつてオランダ代表の一員として活躍したベルカンプの現在についてを中心に紹介しました。いかがだったでしょうか。
ベルカンプは現在でも根強い人気を誇っており、当時の活躍が評価され続けています。今後どのような形でサッカーに携わっていくのか、引き続き注目したいですね。









