バルセロナに所属し、スペイン代表でも活躍している17歳のラミン・ヤマル選手は、あのリオネル・メッシ選手を超える逸材だと言われています。将来のスーパースター候補であるヤマル選手ですが、あるプライベートが大きな話題になったこともあるそうですね。
そこで今回は、ラミン・ヤマル選手はリオネル・メッシ選手を超えるのか、凄すぎる能力や宿題に追われるPvt.までを深掘りします。
ラミン・ヤマルはメッシ超え!?
2025年6月現在、17歳のヤマル選手はクラブの偉大なレジェンドであるメッシ選手を超えるとも囁かれていますが、実際はどうなのでしょうか。これまでの実績は圧倒的にメッシ選手の方が上ですが、若い頃の成績を比較してみると、面白いことが判明すると思われます。それでは、ヤマル選手はメッシ選手を超えているのか、若い頃の成績や最年少記録などを参考にみていきましょう。
史上最年少出場記録
ラミン・ヤマル選手はバルセロナの史上最年少出場記録を塗り替えており、15歳290日という若さでトップチームデビューを果たしています。日本でいうと、高校1年生が世界トップレベルのクラブで試合に出ていると考えると、どれだけ凄いことなのかが伝わってきますね。
ちなみに、リオネル・メッシ選手は17歳3ヶ月でトップチームデビューしており、ヤマル選手の方が2年ほど早く出場しています。ただ、これはチームの状況や選手層によってくるので、簡単に超えたと言うのは難しいのかもしれません。
17歳時点の成績
同じ時代にプレーしていたわけではないですが、17歳のヤマル選手とメッシ選手ではどちらの方が優れているのでしょうか。2024-25シーズン、ヤマル選手の成績は、公式戦60試合に出場し、19ゴール22アシストを記録しています。
一方で、2004-05シーズン、当時17歳であったメッシ選手は公式戦9試合に出場して1ゴールを記録しました。このように、ヤマル選手は17歳だったメッシ選手よりも圧倒的な結果を残しています。
獲得タイトル
ヤマル選手はこれまでにラ・リーガを2回、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャ、UEFA欧州選手権を制覇しており、17歳にして5つのタイトルを獲得しています。
一方で、メッシ選手はラ・リーガ制覇の1つのみで、レギュラーとして優勝に貢献したわけではありません。このように、17歳の両者ではヤマル選手の方が完成された選手ですが、メッシ選手はとんでもない成績を10年以上も継続し、あらゆるタイトルを獲得しているので、まだ超えられてはいないのではないでしょうか。
ラミン・ヤマルの凄すぎる能力とは?
ラミン・ヤマル選手はリオネル・メッシ選手をも超える逸材として期待されていますが、どういった点が高く評価されているのでしょうか。ヤマル選手は数字には表れない部分も優れているので、深く知ることでより凄さを実感することができます。それでは、ヤマル選手が凄すぎると言われる能力などについて詳しくみていきましょう。
ドリブル
ヤマル選手の最も凄い能力はドリブルではないでしょうか。ヤマル選手は狭いスペースでも細かいタッチで相手を躱すことができ、広大なスペースがあるときはスピードを活かして突破することができます。どんな状況でもドリブル突破をすることができ、細かいタッチやボディフェイントなどでスペースを作り、ボールキープすることが可能です。
また、ヤマル選手はクイックネスにも優れているため、反転などをして相手を揺さぶることもできます。
キックの精度
ヤマル選手はドリブルだけではなく、キックの精度にも優れており、高精度のシュートを放ったり、スルーパスやクロスでチャンスを演出したりすることができます。
キックの精度が高いので、カットインしてからのミドルシュートでゴールを決めたり、意表を突いたアウトサイドのクロスでアシストしたり、攻撃とキックのバリエーションが多いです。今後は、メッシ選手のように、セットプレーのキッカーを担うこともあるのではないでしょうか。
メンタリティと状況判断能力
ラミン・ヤマル選手は17歳とは思えない、メンタリティと状況判断能力があり、常に冷静にプレーをし、状況に応じた選択を選ぶことができます。ドリブルが得意な若手選手は一辺倒になりがちですが、突破が難しそうな状況であれば、パスを選択することができ、不用意にボールをロストすることが少ないです。
また、試合展開に応じてポゼッションに加わることができるので、攻撃の選択肢を増やす役割も担っています。
成長速度の速さ
15歳でデビューした頃のヤマル選手はまだ線が細く、主力選手として活躍できるのはまだ先になる印象がありました。しかし、デビューを果たした翌シーズンの2023-24シーズンでは公式戦57試合に出場し、8ゴール11アシストを記録しています。
この成長速度の速さには、ヤマル選手の戦術理解度や適応力、フィジカルの進化などが影響していると思われます。特に、サイドに張るだけではなく、中に入ったり、オフザボールの動きが良くなったりしているのが最大の成長です。
ラミン・ヤマルが宿題に追われるPvt.と?
ラミン・ヤマル選手は2024年にUEFA欧州選手権にスペイン代表の主力選手として参加し、優勝に大きく貢献します。
ただ、当時16歳であったヤマル選手が大会期間中に学校の宿題に取り組む様子が明らかになり、大きな話題になりました。ヤマル選手の凄さで忘れがちですが、まだ学生の年齢であるので宿題があって仕方がないことですね。既にスーパースターであるにも関わらず、熱心に勉強をしているヤマル選手の姿に多くの人から絶賛する声が上げられました。
まとめ
今回は、ラミン・ヤマル選手はリオネル・メッシ選手を超えるのか、凄すぎる能力や宿題に追われるPvt.までを深掘りしました。
まだ学生であるヤマル選手はサッカーと学業を両立しており、着実にスーパースターへの階段を上がっています。17歳時点での完成度はラミン・ヤマル選手の方が優れていますが、今後はリオネル・メッシ選手のようにコンスタントに活躍し続けていくことが重要ですね。