ジダンの再来?ジュード・ベリンガムは何が凄い?プレースタイルや魅力とは

ジダンの再来?ジュード・ベリンガムは何が凄い?プレースタイルや魅力とは

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レアル・マドリードで目覚ましい活躍を見せるジュード・ベリンガム選手。

「ジダンの再来」とも呼ばれ、そのプレーは世界中のサッカーファンを魅了しています。 この記事では、ベリンガム選手の何が凄いのか、そのプレースタイルや魅力を徹底解説します!

目次

ジュード・ベリンガムってどんな選手?

ジュード・ベリンガム選手は、イングランド出身のプロサッカー選手です。

現在はスペインの名門クラブ「レアル・マドリード」に所属し、イングランド代表としても活躍しています。

2003年6月29日生まれで、若手とは思えないほどの貫禄と完成されたプレーで、すでに世界トップクラスのミッドフィールダーと評価されています。

同じく2023年に加入した若き才能、アルダ・ギュレル選手らと共に、クラブの未来を担う存在として大きな期待を集めています。

これまでの経歴

ベリンガム選手は、わずか16歳でプロデビューして以来、驚異的なスピードでスターダムを駆け上がってきました。 ここでは、ベリンガム選手の経歴を振り返ってみましょう。

時期所属クラブ主な実績・出来事
2019-2020バーミンガム・シティ (イングランド)・16歳38日でクラブ史上最年少デビュー記録を更新 ・主力選手として活躍し、背番号「22」が永久欠番にしようという動きもあったほど
2020-2023ボルシア・ドルトムント (ドイツ)・17歳で移籍(当時の17歳選手として史上最高額の移籍金) ・ドイツカップ優勝に貢献 ・ブンデスリーガ年間最優秀選手賞を受賞
2023-現在レアル・マドリード (スペイン)・移籍金約150億円で加入 ・開幕からゴールを量産し、C・ロナウドに並ぶ記録を達成 ・ラ・リーガ優勝、UEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献 ・ラ・リーガ最優秀選手賞を受賞
代表イングランド代表・17歳でフル代表デビュー ・EURO2020、2022年W杯、EURO2024など主要な国際大会に出場

ベリンガムのプレースタイルの特徴は?

ベリンガム選手の最大の特徴は、「万能型MF」であることです。

攻撃から守備まで、中盤で求められる全てのプレーを極めて高いレベルでこなします。

まさに「何でもできる選手」で、特定の弱点が見当たりません。

能力詳細な説明
高い身体能力・186cmの長身と強靭なフィジカルで、球際の競り合いに強い ・空中戦でも強さを発揮する ・試合を通してピッチを走り回れる持久力も兼ね備えている
卓越した技術力・パワフルでありながら、繊細で柔らかいボールタッチが魅力 ・相手の逆を突くドリブルや、多彩なパスでチャンスを創出する ・右利きだが、左足でも精度の高いキックが可能
優れた戦術眼・試合の流れを読む力に長けており、常に的確なポジショニングを保つ ・ボールを持っていない時の動き(オフザボール)も一流 ・相手ディフェンスの間のスペースを見つけて侵入するのが得意

ここが凄い!ベリンガムの具体的なプレースタイル

ベリンガム選手のプレースタイルを攻撃面と守備面に分けて詳しく見ていきましょう。

攻撃面の凄さ

レアル・マドリード移籍後は、より攻撃的な役割を担い、得点能力が一気に開花しました。 フィニッシャーとしても、チャンスメーカーとしても超一流です。

プレーの種類具体的な凄さ
得点力・ペナルティエリア内への絶妙なタイミングでの飛び出しが得意 ・両足から放たれる強烈なミドルシュートも武器 ・長身を活かしたヘディングシュートも強力
ドリブル・大きなストライドと細かいボールタッチを両立 ・フィジカルを活かして相手を弾き飛ばしながら突破できる ・さりげないフェイントや股抜きで相手をかわすセンスが抜群
パス・相手の守備ラインを切り裂くスルーパス ・サイドチェンジや裏のスペースへのロングパスも正確 ・得点に直結する決定的なラストパスを供給できる
守備面の凄さ

攻撃的な選手でありながら、守備での貢献度が非常に高いのもベリンガム選手の強みです。 高い位置からの積極的な守備で、チームのピンチを未然に防ぎます。

守備の強み詳細
激しいプレッシング・試合開始から終了まで、相手にプレッシャーをかけ続ける ・ボールを奪われた後の切り替えが早く、すぐに奪い返しに行く姿勢を持つ
ボール奪取能力・鋭い読みを活かしたインターセプト(パスの横取り)が得意 ・長い足を活かした巧みなタックルでボールを奪い取る

「ジダンの再来」と呼ばれる理由は?

ベリンガム選手は、レアル・マドリードのレジェンドであるジネディーヌ・ジダン氏とプレースタイルが似ていることから、「ジダンの再来」と呼ばれています。

クラブがジダン氏と同じ背番号「5」を託したことからも、その期待の高さがうかがえますね!

ジダンとベリンガムの比較

二人には多くの共通点がありますが、細かな違いも存在します。

伝説のプレーメーカーと新時代のスターを比較してみましょう。

比較項目ジネディーヌ・ジダンジュード・ベリンガム
共通点・強靭なフィジカルと体幹を持つ珍しいタイプの司令塔 ・長い脚をダイナミックに使いながら、足元では繊細なボールタッチを見せる
身体・身長185cm、体重80kg ・重心が低く、体の芯が太い・身長186cm、体重75kg ・ジダンより身のこなしが軽い印象
プレーエリア・中盤の中央でどっしり構え、起点となるプレーが得意・中央での起点作りも、サイドや前線への飛び出しも得意
プレースタイル・セントラル・ミッドフィルダー・ウインガーやセカンド・ストライカーのような動きもこなすユーティリティ・ミッドフィルダー

なぜ「特徴がない」のが特徴と言われるの?

ベリンガム選手について、「特徴がないのが特徴」という面白い評価もあります。

これは、特定の能力だけが突出しているのではなく、全てのプレーをあまりにも高いレベルでこなせてしまうため、かえって一つの特徴に絞れない、という意味です。

「特徴がない」というのは、ベリンガム選手が究極のオールラウンダーであることの最高の褒め言葉なのかもしれませんね!

まとめ

今回は、ジュード・ベリンガム選手の凄さやプレースタイルについて解説しました。若くして攻守に絶大な影響力を放つ、まさに新時代のスーパースターです。この記事を参考に、ぜひベリンガム選手のプレーに注目してみてくださいね!

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